尾野寛明/(有)エコカレッジ・地方創生事業

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(12/21)不満より自慢を~多世代コミュニティワーク賑わってます

先日本が出たばかりなのですが、あろうことか、もう1冊書き進めておりまして更新が放ったらかしになっておりました。
わたくし尾野ですが、香川県高松市の「高松地域づくりチャレンジ塾」の運営に携わって早8年、いろいろ焚き付けてしまった責任もあり NPO法人わがこと の副理事長を務めております。メンバーで輪番で わがことnote を更新していまして、久しぶりに執筆担当が回ってきました。川北秀人氏直伝の「自慢大会」方式の導入が増えてきました。


多世代コミュニティワーク賑わってます
https://note.com/wagakoto_npo/n/n4882837ab46b

こんにちは、わがこと副理事長の尾野寛明です。
10月に出版されました「わたしをつくるまちづくり」、おかげさまで好調に売れております。高松では記念イベントも開催できまして、楽しいひと時でした。駆けつけてくれた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

わがことの主力事業の一つに、「私からはじまるコミュニティワーク」があります。学生でも、会社員でも、子育て中の人でも、身の回りでこう思った、こんなことがあったらいいな、こんなことをしてみたいといった話をゆるくワイワイ話せる場づくりを続けています。最近は感染拡大が続く中でしたが、オンラインで行ったり広い会議室で人数制限をかけるなどして開催を続け、人気のイベントになっています。

私自身、高松市まちづくり学校の主催で「高松地域づくりチャレンジ塾」を2014年から開催し続けて、今年で8年目になります。地域でなにか始めたいけれど何からやったらいいかわからないと困っている方は予想以上に多く、これまで100名近くの卒業生を輩出してきました。今でも市内で多くの卒業生が活躍しており、つながりの力を実感する日々です。
(※わがことメンバーの多くは高松地域づくりチャレンジ塾と関わりのある人ですが、わがことと高松市まちづくり学校は別組織です)

で、なんでそんな中でわざわざコミュニティワークのイベントなんか始めたのってよく聞かれます。地域づくりチャレンジ塾がうまくっているのだから別にいいじゃないのって。でも、そんなことないんですね。「何か始めたい人おいで」って声をかけているだけでは、いつかは枯れてしまうんです。誰も来なくなっちゃうんです。将来的になにか始めたいと思っている人を探す努力をしないと駄目なんです。
新しい枠組みができたら、さらに裾野を広げていく、その作業の繰り返しですね。

「私からはじまるコミュニティワーク」では、「自慢大会」方式が好評を博しています。取り組みを始めている人、これからなにかしたいと思っている人、モヤモヤを聞いてほしい人、様々な人々が集まって、発表に聞き入ってグループで話し合うのは、とても楽しい時間です。シニア世代から中高生まで、様々な発表が次々と行われていきます。

2017年くらいだったでしょうかね。地域づくりチャレンジ塾をそんな場にできないかと試行錯誤していたときがありました。「この塾に集まった人々を市内各地のコミュニティセンターなど地域づくりの最前線へ積極的につないでいこう」と意識していた頃でした。つなげようと意識しすぎて、先方に無理な売り込みをしてしまうなど負担をかけたこともありました。

結局そんなに無理しなくても良かったんです。
チャレンジ塾の場ではゲストトークという形で地域関係者の方々にも登壇をお願いするのですが、みなさん口々に「私の思いを聞いてくれてよかった」とそれだけで元気になって帰っていかれるのです。塾生たちの聞く姿勢はピカイチのものがあり、この場で話すこと自体が名誉と思ってもらえるのでした。運営側としてはその後のつながりを無理して作ろうとしていたのですが、重要なのは何のことはない、いつも塾で大事にしている「共感して聞く姿勢」だったのです。

そこから生まれたのが「私からはじまるコミュニティワーク」で「多世代がチャレンジを自慢し合う」という考えでした。おっちゃんも、高校生も、ママさんも、寄ってたかって活動自慢していって!という場を作ってしまおう。そこで新たなつながりが生まれるかもしれないし、物や場所など探してます、困っていますという話が一瞬で解決するかもしれない。活動に参加してくれる人が増えたり、応援してくれる人が増えたりするかもしれない。

そもそも、意義ある活動をしているのに誰にも共感してもらえなくて寂しい思いをしている人ってたくさんいます。そんな人達が、どの世代も互いに小さなチャレンジを自慢し合い、共感し合うことで元気になって帰ってくれたら、それだけで意味のあることなんじゃないかと思っているんです。そうすることで地域と若者は自然とつながっていくし、様々な活動が細くとも長く継続していくのです。

地域の安心安全を支える活動をされている方々のお話を伺うと、みなさん多忙かつ予算のない中で一生懸命活動されています。これから何かを始めたいと思っている方も同じですね。
ですから多くの方が少なからず不満を抱えていると思います。メンバーが足りない、予算が足りない、ノウハウがない、理解してもらえない、などなど。
もちろんそれは一つ一つ解決しなければならないことだと思います。不満も存分に言ってもらうべきだと思います。ですがちょっと視点を変えて、不満より「わしらはこんなことやってます!」という自慢にそのエネルギーを費やしてもらったら、もっと良くなるんじゃないかと思っています。

小さな活動をしている人々がゆるりと集まって「不満より自慢を」。

そんなやりとりが活発になされる場作りをすすめることで、地域の安心安全を支える力になっていくんじゃないかと思っています。

次回の「私からはじまるコミュニティワーク」は来年3月に開催予定です。「聞く人」と「自慢したい人」と両方の枠で募集するのですが、前回は「自慢したい人」枠から先に埋まってしまいました(笑)。自慢を聞いてほしい方はぜひ、わがことの最新情報をチェックしておいてくださいね。

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