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(1/8)山形県村山市で二地域居住と地域づくり講演会でした

2021.1.10 2021.1.10

今年もよろしくお願い申し上げます。今年一発目の出張は大雪の中、山形県村山市でした。山形新幹線は雪のため山形駅で運転打ち切り。山形駅まで車で迎えに来てもらって何とか辿り着くことができました。

今回の出張は、次世代の先駆者養成プログラム、ETICさんがやっている「メーカーズユニバーシティ」のプログラムの一環であります。開講して6年になりまして、今年度は10コース50名の募集に350名応募だったそうです。年を追うごとに難関になっているような。
その中で地域ビジネス領域の尾野ゼミを開講しておりまして、メーカーズでは一番ゆるいと評判のゼミです。徹夜当たり前の爆速系ゼミもある中で、10年掛けてゆっくりやれと私は思っている方で、結局ゆるい雰囲気になってしまうんですね。
で、今日は5期生の末永れお君の現場を追いかけてはるばるやってきました。現役の慶應大学生ですが授業がオンラインになってしまったので村山市に移住してしまったという変なやつです。ヤフーのトップニュースにもなってしましたね。そんなわけで何故か講師の方が会いに行くという謎の方式を取っています。というのも毎年1回はゼミ合宿しようとこれまでも何とか企画しようとしてたんですがどうもうまくいかず、長い間の懸案事項だったんです。どいつもこいつも個性的すぎて日程合わないし。そこで発想を変えて「この日程で行くから私を案内しろ、来られる人は現地集合」ということにしまして。すると、なんということでしょう。驚きの出席率、そして、他のゼミのやつまでいる(笑)

関係人口をどう扱うか、というのが近年の大きなテーマになっていまして、東京と島根を二地域居住している観点から話をしてくれということで、講演会もセットしてもらいました。小さな会議室で関係者向けかと思っていたら、田舎あるある、行ったら大事になっていたパターン。市民ホール大ホールが用意されておりました。コロナ対策で距離を取らなければならないですしね。

・去る者に優しいまちは結果的に選ばれる、先進地ほど「移住しなくていいんです」と声をかけられる
・革新的なものを生み出す際の「余白」の重要性=いろいろ不確実な若者を余白として捉えることができるかどうか
・風の人は、成果が出た頃にはどこかに行ってしまう

そんな話をさせてもらいました。末永君の任期終了の際には反省会?門出を祝う会?と題して再び基調講演で伺うことになりました。メーカーズのゼミ生をどうぞよろしくお願いします。

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